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痕跡本の楽しみ

 読書中になるほどと思った箇所には、印を残したいものですよね。あなたは、付箋派? マーカー(書き込み)派? それともページを折るドッグイヤー?  あるいは読書ノートでしょうか。

 

 先日の日経新聞で、大分市に書き込み自由の私設図書館があると知りました。

 

 名前は「栗茶庵(くりちゃあん)」
https://www.instagram.com/booklibrarykurichan/

 面白い試みだと思います。そういえば、いよ本プロジェクトの交流会でも「痕跡本」の話題で盛り上がったことがあります。その時に紹介された本は、古沢和宏『痕跡本のすすめ』太田出版でした。

 程度にもよりますが、私もそんな本が好きです。本は読まれ活用されてなんぼ。線を引いたり書き込むこともありだと思います。松岡正剛『多読術』ちくまプリマー新書でも、書き込みは推奨されていました。

 また、前の読者の印象に残ったであろう箇所(線引き)やそこに加えられた言葉(書き込み)を見つけると、会話をしているような気もします。

(あくまで私個人の考えです。本の扱い方は皆さまそれぞれの考えがあると思います。)

 いよ本プロジェクト私設図書館ビブリオAAの本は書き込み自由ではありません。しかし、一部には岡田の付箋がたくさんついています。(一部線引きがある本もあります。)もし、そんな本を読んだなら、あなたの感想もぜひ教えてください。


★次回のビブリオAA開館日は、9月1日(水曜日)14時から19時まで。13時からは折り紙愛好会やってます。折り紙好きな人、お待ちしています。