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古本市へ(大洲・ぬくもり市)

 梅雨の中休み、本日は青空の下、大洲市にある大洲家族旅行村で行われていた「ぬくもり市」に出かけました。

 保護ネコ&イヌ譲渡会、そして古本の市が行われた「ぬくもり市」、古本の市には、宇和島市より「点と線」さん、愛南町より「やどかり文庫」さん、内子町より「うたたね農園」さんが出店されていました。

 本を前にすると自然に本好きは会話が弾むようで、アニメ「山賊の娘ローニャ」、活版印刷、バーニンガムの絵本の深緑色、椋鳩十の動物文学など、話題が尽きる気配はありません。

 膨らみ続ける話に、おひとりが発した「みんなそれぞれにこだわりを持っていて、それが少しずつ違うんですね」という言葉が印象的でした。

 「点と線」では、かねてから欲しいと思っていた建築の本、「くうねるところにすむところ」シリーズを入手。「やどかり文庫」では、ひと箱古本市の雑誌「ヒトハコ創刊号」を。のりまきやコロッケも美味しい「うたたね農園」では、ロアルド・ダールの本を1冊求めました。

 「くうねるところにすむところ」シリーズの1冊「家の理」は、日土小学校に寄付させて頂きましたが、それ以外の本は、私設図書館ビブリオAAの蔵書となりました。大切にします。ありがとうございました。

 

 ふと見ると、「うたたね農園」さんの本には、あるゴム印が押されていました。かつてお母さまがされていた「たんぽぽ文庫」の蔵書で、ある事業からの助成を受けて購入した本だとか。お母さまの思いが「うたたね農園」さんに、そして私たち「いよ本プロジェクト」へ。

 「ぬくもり市」次回の開催は11月(予定)とのことです。本との出会いに、人との出会いに、また訪れたいと思っています。

 主催は大洲家族旅行村オートキャンプ場、共催は大洲まちづくりフリー茶論実行委員会。ご興味ある方はどうぞ。