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ミモザの苗

 先日、ミモザの苗をもらいました。今年は伊予市でもイヨミモザまつりが行われ、黄色い花がSNSを明るく賑わせていました。中山佐礼谷地区の地域おこし協力隊員が始めたミモザ栽培は、地域の方々の地道な活動とともに、今では多くの人に知られ始めました。明るく鮮やかな黄色い花は、ワクワクするような気持ちを感じさせてくれますね。

 そういえば、イタリアでは3月8日に女性にミモザを贈る「フェスタ・デラ・ドンナ(女性の日)」という日があるそうです。また、1975年にはこの日が「国際女性デー」として制定されました。1904年、ニューヨークの女性労働者が参政権を求めてデモを行った日が始まりとなっています。周りを元気にさせるミモザの明るい黄色は、最適なイメージであるような気がします。

 

 頂いたミモザの苗は、ビブリオAA前の花畑に植えました。背丈30㎝ほどの小さな苗ですが、しっかりと根が付き来年の3月には黄色い花を咲かせますように。

 苗を植えていると、小さなコスモスやひまわりの芽を見つけました。去年のこぼれ種から自然に発芽したようです。花が咲く時期は短いものですが、その後にはしっかりと実りがあり、次へ繋がっていくものだと思いました。伊予市で始まったミモザ栽培も、デモから始まった「国際女性デー」も、さらに確実に広がっていきますように。ビブリオに新しく植えたミモザも、きっと何かをもたらしてくれるような気がします。そしていよ本プロジェクトの活動も、豊かな実をつけ、さらにそこから何かにつながっていきますように。