· 

雨ニモマケズ 愛媛へ。岩手から。

今日のニュースで、5年前の「西日本豪雨」が取り上げられていました。平成30年、台風7号や梅雨前線により西日本を中心に記録的な大雨となり、各地で被害をもたらしました。それは「平成30年7月豪雨」と気象庁に命名され、その別称が「西日本豪雨」です。

 

私が住む伊予市では、土砂により道路が一時寸断されましたが、幸いにも大きな被害には至らず。しかし、愛媛県内の大洲市、西予市の被害は甚大で、友人も被災しました。愛媛では、災害関連死を含め33名が亡くなりました。

 

あの日のことは覚えています。激しい雨の中、勤務していた公共図書館で、伊予市内の道路状況を聞きました。退勤後、フェイスブックにあげられていく映像に息を飲みました。あれから5年。

 

 

 

当時、西予市民図書館野村分館隣の小学校は避難所となり、校庭に自衛隊が入浴施設を設置しました。図書館では、新聞や雑誌を避難所に運び、申請資料の書き方がわからない人がいれば、一緒になって記入作業をしたそうです。

 

災害時における図書館の役割についても、私は考えさせられました。

 

 

 

 

 

西日本豪雨後、10月20日、岩手日報がこんな新聞広告を出しました。

「『雨ニモマケズ 愛媛へ。岩手から。』

東日本大震災から7年半。

悲しみに飲みこまれそうだったあのとき。

一人じゃないと教えてくれたのは、

顔も知らない日本中の誰かから届いた、たくさんの言葉たちでした。

あのとき、もらった想いを今、ひとり一文字に込めて贈ります。」

 

ひとり一文字の『雨ニモマケズ』

そしてメッセージが綴られています。

どうぞこちらをご覧下さい。

雨ニモマケズ | 岩手日報 (iwate-np.co.jp)

 

現物の紙面がビブリオAAにもありますので、こちらもご覧頂くことができます。

 

 

 

 

 

明日からの雨、梅雨最後の大雨、何事もなく過ぎ、夏が始まりますように。

 

普段からの意識、備えをしっかりと。

 


★7月8日(土曜日)は、古本交換会です。場所はJR伊予市駅隣り手づくり交流市場「町家」です。詳しくはこちらをご覧下さい。

 

★私設図書館ビブリオAA、次回の開館日は7月9日(日曜日)です。14時から18時まで。13時からは「ひたすら読書会」です。

コメントをお書きください

コメント: 2
  • #1

    藤岡雅彦 (土曜日, 08 7月 2023 21:18)

    読書は大好きです。

  • #2

    いよ本プロジェクト(岡田) (日曜日, 09 7月 2023 14:09)

    藤岡雅彦さま
    コメントありがとうございます。