6月の初め、伊予小学校の5年生が、近くの「えひめ森林公園」へと出かけました。
現在、えひめ森林公園を活用した「ESD(持続可能な開発のための教育)プログラム」が実施されています。
そこで、校区内にある伊予小学校の5年生が、「森林の働き」について学んだというわけです。
森林といえば、「海」をテーマにした4月のいよ本プロジェクト交流会で、こんな本が紹介されました。
『森は海の恋人』畠山重篤 文集文庫 978-4-16-771704-9
なぜ漁師は山に木を植えるのか?
海と森はつながっている。
森の豊かな恵みは、循環しているのですね。
そして、伊予小学校読み聞かせボランティアの一員である私は、5年生が森林公園で学ぶ朝に、こんな絵本を読みました。
『森にめぐるいのち』片山令子(文)姉崎一馬(写真)フェリシモ出版 978-4-89432-514-2
写真がとても美しい絵本です。
「森の絵本を読んでもらえませんか?」
事前に相談を受けたとき、とても良い試みだと思いました。
体験学習の前後に絵本や本を使うことは、子どもたちの体験をより豊かにします。
知識と経験の両輪が大切ですね。
森にはいのちがめぐっている。そして、その森の恵みが海へ。
これからを生きる子どもたちの心に、何かが芽生えるといいですね。
★私設図書館ビブリオAA、次回の開館日は6月10日(土曜日)です。14時から18時まで。13時からは「ひたすら読書会」です。
★6月11日(日曜日)は、JR伊予市駅隣り手づくり交流市場「町家」にて古本交換会を行います。詳しくはイベントのお知らせをご覧下さい。
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