二十四節気は小暑、七十二候は温風至(あつかぜいたる)、本格的な夏となりました。
今日7月7日は七夕ですが、私の出身地域では旧暦で祭っていたので、もう一か月お預けです。
子どもの頃は短冊を書き、ベランダに笹を飾りました。窓辺にはスイカやナスなどの夏野菜を供えました。
私設図書館ビブリオAA前の花畑は、雑草と共に、色とりどりの花が咲いています。
冒頭の写真手前に見えるのは、風吹くだけで香る、レモンマーガレットの薄い黄色の花。
鮮やかなオレンジ色はマリーゴールドです。
このマリーゴールドは、こぼれ種が発芽しました。
昨年のいくつかの株から、今年はたくさんのオレンジが広がっています。
こちらのピンク色の花はコスモス。手前のオレンジは黄花コスモスです。
ところどころ、合間にニゲラの水色も見えるでしょうか。
これらも全てこぼれ種の発芽が生長しました。
そういえば、こぼれ種のことを、私の母は「おのればい」と言っていました。
「おのればい」は強いですね。
ニチニチソウに、オシロイバナ、ホウセンカ、オジギソウ、まだまだ背丈は低いものの、こちらも「おのればい」が活躍しています。
こぼれ種ですから、規則正しくは落ちません。
不規則に入り交じり、無秩序に咲くこの花畑が、私は大好きです。
元気な雑草もご愛敬。
アカバナユウゲショウの花もその名のとおり可愛らしく、肉厚なスベリヒユは食材になるかもしれません。
3年目にして、自然な花畑になったような気がします。
ちなみに、こちらはミモザの種。
さやが開いています。こちらもそのうち落ちて、発芽するのでしょうか。
ゆっくりとのんびりと、時間を楽しもうと思います。
忘れた頃に、出合えるといいですね。
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