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立夏・ビブリオ花畑だより

 寒暖差の激しい今日この頃ですが、二十四節気は「立夏」、夏の始まりです。七十二候は「蚯蚓出」。予想はしていましたが、ビブリオAA前の花畑は草取りが追いつきません。ここは焦らず、野の草も花も愛でながら、のんびりと楽しんでいきましょう。

 今の花畑の様子を、今日はご紹介します。まず、冒頭の写真は、ビブリオ前に置いた鉢植えの薔薇。芳しい香りに癒されました。花の命は短くて、実はもう散ってしまったのですが、続いて勢いのある新芽が出ています。新芽の色は赤。赤は誕生の色なのですね。

こちらは、昨年末に頂き、なるべく日陰になるよう、花畑の端っこに植えたユキノシタ。肉厚な葉っぱの上に、しゅっと伸びた花が涼やかに映ります。この葉っぱは、天ぷらにして食べることもできますよ。

大輪の薔薇は散ってしまいましたが、ミニ薔薇はかわいらしく咲き続けます。何本かある中の、こちらは薄いピンク色。

種を捲いたカスミソウは、背が高くなり、横に倒れてしまいました。隅に見えるノースポールは、もうそろそろ仕舞い時。こぼれ種から、来年も可愛らしい花を咲かせてくれると思います。

驚いたのは、一年草のペチュニアが冬を越したこと。二年目もきれいな花を咲かせています。花の中にピンクのハートが見える人は、心きれいな人ですよ。

前述したノースポール、パンジーやビオラ、シレネは盛りを過ぎました。そろそろニゲラが花を咲かせそうです。

花の移り変わりを楽しむ、夏の始まりでした。今日も明日も雨の様子、生き物も植物も喜びますね。ああ、そして、草取りが…。


★次回の開館日は、5月14日(土曜日)14時から18時まで。13時からは、「ひたすら読書会」です。ただひたすらに、本を読む時間です。

 

★5月16日(月曜日)は、絵本セラピー。現在、残席2名様。ご参加、お待ちしています。