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奇跡の一本松(佐礼谷小学校読み聞かせ)

 佐礼谷小学校での今年度最後の読み聞かせ。

 

 昨日3月18日は、伊予市中山にある佐礼谷小学校に行ってきました。全児童15名の小さな山の小学校。数年前から月に一度、絵本を携えて読み聞かせに通っています。

 

 1月2月はコロナ禍のため、オンラインでの開催となりましたが、今年度最後となる3月は小学校に伺うことができました。

 

 折しも3月16日の深夜、東北で大きな地震がありました。急遽絵本を選びなおし、当日紹介した本は以下の2冊です。

 

■『奇跡の一本松 大津波をのりこえて』なかだえり(絵・文)汐文社

■『ハナミズキのみち』淺沼ミキ子(文)黒井健(絵)金の星社

 そして子どもたちに対して、「知る」ことの大切さを最後に話しました。

 

 本を読んで「知る」、調べて「知る」、人の話を聞いて「知る」

 

 「知っている」ことで、命が助かったり、二次被害を免れたりすることができます。

 

 知ることは生きること。

 

 そして、その「知る」権利は、皆が平等に持っている権利なのです。

 

 佐礼谷小学校の皆さん、一年間ありがとう。

 

 また来年度もどうぞよろしくお願い致します。


★次回の開館日は、3月23日(水曜日)14時から18時まで。13時からはブックコート・ワークショップです。

 

★3月27日(日曜日)は屋外でのお花見交流会。桜の下で本の話をしませんか? 詳しくはこちらをご覧ください。