最近、印象に残った新聞記事のひとつに、8月11日水曜日の愛媛新聞に掲載された「松山盲学校『デジタル・アウトリーチコンサート』」があります。
「オンラインでフランスの講師授業・演奏や合唱で交流」
「双方向 音楽の魅力実感」
これらの見出しに注目しました。
確かにオンラインでしたら、国境さえも簡単に超えることができます。もちろん音楽を楽しむ気持ちに国の壁はありません。
記事によると、フランス内外で活動するピアニストの馬場彩乃さんが提案された授業だとか。松山盲学校は普段から校外とのオンライン学習を積極的に行っているそうです。
音質保持のため演奏は事前収録になったそうですが、単なる演奏動画を流すだけではなく、曲の前後に生徒に直接語り掛けたり、生徒からは講師への質問があったりと、双方向で行われた交流が素晴らしいなと思いました。
現在のコロナ禍ではオンラインのイベントや行事も増えました。オンラインにも対面にもそれぞれの特性があります。それぞれの長所を活かして、活用されたり開催されたりするといいですね。
そして、新しいオンライン授業を行うために試行錯誤された人々の努力や、普段から地道に培われていた関係性も大事だと思いました。
オンラインと対面(オフライン)は切り替わるものではなく、お互いその先にあるような気がします。
https://www.ehime-np.co.jp/article/news202108110013
コメントをお書きください