· 

言葉のリズムー7月佐礼谷小学校読み聞かせー

「めっきらもっきら どおんどん!」
どこからか、この不思議な言葉が聞こえたら、あなたのそばで異世界への扉が開いたかも…

 本日は、伊予市中山にある佐礼谷小学校に伺いました。月に一度の訪問、今日は1学期最後、夏休み前の読み聞かせでした。

 選んだ本はこちらの2冊
・『きょだいな きょだいな』
・『めっきらもっきら どおんどん』
どちらも 長谷川摂子(文)降矢なな(絵)福音館書店から出版されています。

『きょだいな きょだいな』
 こちらは、子どもたちと一緒に読みました。以前、ある子ども食堂のイベントで読んだところ、聞いていた子どもたちも声を出してくれました。
「あったとさ、あったとさ」
 この言葉から始まる文章はとてもリズムが良く、読んでいても気持ちの良い絵本です。これは聞くだけではもったいない。

『めっきらもっきら どおんどん』
 夏のある日、異世界に迷い込んでしまった男の子のお話です。魅力的なばけものたちと存分に遊び、そして日常に戻ってきます。夏休み前に紹介したい1冊でした。
「めっきらもっきら どおんどん」
 タイトルにもなっている不思議な歌も、語感がとても面白く、異世界が言葉のリズムに表現されているような気がします。
「めっきらもっきら どおんどん!!」
 大人の私でも、ついつい大声で叫びたくなるような。
 
 月に一度ではありましたが、1学期の読み聞かせ、ありがとうございました。

「みんな元気で」
6月に預かった短冊には、こう書いて持っていきました。みんな健康が一番です。楽しい夏休みを過ごして下さいね。次回は9月に会いましょう。