地域新聞「みあき」

　伊予市三秋地区で発行されている、地域新聞「みあき」をご存じでしょうか？

　2016年に創刊され、現在の発行は年3回程度、地区内全世帯（約150世帯）に配布されているほか、市内の数か所でも入手することができます。最新号は第13号（2021年5月発行）。

　過疎を憂う声から始まったこの地域新聞には、その名のとおり地域（三秋）の情報がふんだんに載せられています。人口が減り交流も少なくなった今、世代間や集落を超えて交流ができるようにと考えられました。毎月編集会議が開かれ、編集委員の原田さんを中心に、住民の力で発行されています。

　私（岡田）は三秋地区の住民ではありませんが、ふとしたご縁があり、第10号より本を紹介する記事「みあき図書館」を書かせてもらっています。今までに取り上げた本はこちら。

『松山周辺道後平野から望む山の楽しみ方30章　近くのあの山に登ってみよう』 いせきこたろう著　アトラス地域文化新書　三秋にある明神山などが紹介されています。

『じいじがまいごになっちゃった あなたへと続く家族と戦争の物語』城戸久枝著　羽尻利門絵　偕成社　伊予市育ちの作家・城戸久枝さんが書かれた児童書です。

『かわ』加古里子さく・え　福音館書店　山から流れ出た水が川となり、海に至るまでが描かれたロングセラー絵本です。

　こちらの地域新聞「みあき」のバックナンバーは、私設図書館ビブリオAAでも見ることができます。最新号はお譲りすることもできますので、ご興味のある方がいらっしゃいましたら、お声がけ下さい。次回の開館日は、12日（土曜日）です。