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種苗屋の本棚

 昨日は、ビブリオAA前の花畑(ガーデン)開きでした。耕すとまではいかないものの、草を取り、根を切り、そして花を植えました。(種は3月~4月に蒔く予定です。)うまく土に合い、いきいきと生長しますように。

 花の苗を購入するために、種苗屋に立ち寄りました。苗や種、園芸資材の量に圧倒されながら店内を見て回ると、スチール製の本棚が一つ。種苗屋さんらしく、『現代農業』のバックナンバー、そして花や野菜の辞典たち、農業の手引書が並んでいます。

 そういえば、我が家もかつては農文協(農山漁村文化協会)のこども農業雑誌「のらのら」を愛読していました。残念ながら2017年夏号をもって休刊しましたが、子ども向けのためわかりやすく、大人の私が読んでも楽しいものでした。ダチョウやアルパカ、ヒツジなど、ちょっと変わったペット紹介ページや、種の物々交換コーナーも印象に残っています。

 2019年4月、第4回目のいよ本プロジェクト交流会にて、町の本棚を特集したことがあります。散髪屋さんにはコミックもたくさん揃っていましたが、理容専門雑誌もずらりと並んでいました。診療所には『今日の健康』のバックナンバーが、宅老所には介護の本が充実していました。それぞれの専門分野が作る本棚は、特色があり面白いものだと思います。