というわけで、松山大学の薬用植物園の続きです。今日は私が印象に残った植物をご紹介します。
最初の写真は、カミツレの花。思わず『図書館戦争』を思い出して、ちょっとうれしくなりました。リンゴの香りのカモミール。
これはタラヨウの木。この木の葉っぱに伝言を書いたことが、葉書の語源になったそうです。
以前、「手紙」というテーマでブックトークを行いましたが、残念ながら本物のタラヨウの葉は見たことがないままで…。今回、初めてタラヨウの葉の本物を見ることができました。いったいどれぐらいの大きさまで成長するのでしょう。
これは珍しい春ウコン。花の付き方が面白いですよね。植物園の中でもインパクトがあります。
薬学部の先生が、このところウコンが咲く時期を迷っていたが、今年は季節通り咲いてくれたと教えてくれました。薬用植物の根を利用するお話など、先生の話も多岐にわたり、大変興味深いものでした。
水生植物の蓮の花もさいていました。涼し気ですね。
つる性の植物は這うように。日陰の植物は影が作られて。熱帯の植物は温室の中に。最初は小さいと思った植物園ですが、一つずつ見ていくと時間があっという間に過ぎます。区画分けされた植物園は、とても大きくて、心躍る場所でした。
今度の秋の植物園来訪は、図鑑を持って、時間をたっぷり取っていくつもりです。
知識と体験。単なる本の知識だけでなく、こうした体験があってこそ、人の記憶や印象は深くなると思っています。
★私設図書館ビブリオAA、次回の開館日は6月2日(日曜日)14時から18時まで。13時からは「ひたすら読書会」です。
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