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『いよし百冊物語』読書会を行いました。 第55回交流会開催報告

斬新な読書会をやってます。

 

2024年1月28日(日曜日)、ミュゼ灘屋にて、第55回交流会(紹介型読書会)を行いました。今回は『いよし百冊物語』のお披露目会を兼ねた読書会です。いつものように自己紹介から始まり、第1部は それぞれの本の紹介、第2部は「『いよし百冊物語』のここが聞きたい!」と題して、代表岡田が『いよし百冊物語』の裏話をお話しました。

 

 

みんながのぞき込んでいるのは、『いよし百冊物語』で紹介された本です。紹介文を読みながら、実際に本を手に取れたらいいですよね。

 


今回は、隣に座った人に、自分が『いよし百冊物語』の中からお薦めするなら この1冊、と本を選んでもらい、自己紹介を行いました。

「この人にはこれが似合いそう」「自分がこれを好きだから」そんな気軽な理由でいいのです。ちょっと違った視点で本を選ぶことが、面白さに繋がればと思いましたが、なかなか皆さん苦戦していたようです。(しかし、アンケートでは好評の声もあったので、またそのうちやるかもしれません。参加者の皆さん、くれぐれも油断なきよう……)

 

続いての第1部。『いよし百冊物語』に登場した人は、紹介した本について話し、登場していない人は、自分が『いよし百冊物語』に原稿を書くなら、と想定して本を紹介してもらいました。

 

 

紹介文で読むだけでなく、実際にその人に語ってもらう。質問や感想など、双方向のやりとりもできる。読書は個人的な行為ですが、こうして共有することで、より読書が膨らんだり、新たな気付きを得たり、それらが深まったりするといいですね。

第2部は、『いよし百冊物語』裏話。発行後の反響から、制作秘話まで、あれやこれやと代表岡田が話しました。掲載されている順番はどうやって決めたの? 著作権のこと、大変だったこと、などなど。公民館のお披露目会とはまた違った角度で、『いよし百冊物語』についてご紹介しました。

 

 

『いよし百冊物語』を中心とした読書会、大変斬新な会ですねと、初参加の方から感想をもらいました。個人的な行為である読書を、共有することで楽しめないかと、様々な試みを続けています。こうでないといけない、こうするべきから、自由になる読書会を目指していますよ。

 

次回の交流会は、2月25日(日曜日)です。場所は、伊予市にある上野地区公民館の図書室。公民館の図書室で行う読書会も、我々にとっては新しい試みです。持ち寄り本のテーマは、「本当は人に紹介したくない本」。これまた斬新なテーマは、アンケートで希望がありました。どの本がいいかな、どういう意味で紹介したくないかな、と悩みながら、私も本を選んでいます。ご興味ある方、どうぞご参加下さい。詳しくはこちらをご覧下さい。

 


 

★私設図書館ビブリオAA、次回の開館日は2月17日(土曜日)です。14時から18時まで。13時からは「ひたすら読書会」です。

 

★2月17日の午前中には、アンガーマネジメントキッズ講座を行います。詳しくはこちらをご覧下さい。