毎月私設図書館ビブリオAAにて「朗読を聴いてみよう」を行っています。
これは朗読会なのですが、「朗読会」と聞いてイメージするようなものではなく、とても敷居の低い、誰でも参加ができる朗読会です。
今日はその中身をご紹介します。
①まず、講師である矢野（福田）雅世さんの朗読を聴く。矢野（福田）さんは、声と心の学校の代表をされています。
声と心の学校についてはこちらをご覧下さい。
矢野さんの素敵な声が、違う世界へ運んでくれるようで、私はいつも目を閉じてしまいます。
②それから、参加者が一人ひとり朗読をする。
ここで決まったテキストはありません。それぞれが自由に、その日読みたい本などを持ってきます。
冒頭の写真は11月に持ち寄った本たち。
その人が選んだ本にも興味津々。そしてその本の中で、その人が選んだ箇所にも興味津々です。
新しい本に出合ったり、その人の新しい一面を知ることができたりします。
まずは聞くだけの参加でも大丈夫ですし、うまく読もうと力をいれなくてもかまいません。
「声に出して読んでみたい。」
そう思うことが大事な、朗読会です。
③最後に、もう一度、矢野（福田）雅世さんの朗読を聴きます。
楽しい時間をまとめるような、気持ちの良い時間です。
④そして、忘れてはいけないのが辞書。
この朗読会では机の上に辞書を何冊も用意します。私設図書館ビブリオAAには、出版社も違う、版も違う辞書がたくさんあります。ここが図書館で行う朗読会のいい所ですね。
朗読を聴いていて、話していて、ふと疑問に思った言葉を調べる。
参加人数分以上の辞書があり、皆がそれぞれ別の辞書を引きますから、いろいろな辞書の違いが克明にわかります。
そしてその「言葉」の意味を知ると、より朗読した文章や本、作家を深く知ることができるというもの。
「言葉」を知る前と知った後では、全く印象が異なることもあるんです。
私設図書館ビブリオAAの「朗読を聴いてみよう」は、辞書付きの朗読会です。
あなたも、「朗読を聴いてみよう」に参加してみませんか？
12月はお休みとなります。次回は1月の予定。1月14日（日曜日）夜18時半からの開催です。
どうぞお気軽にご参加下さい。
★私設図書館ビブリオAA、次回の開館日は11月15日（水曜日）です。14時から18時まで。13時からはコラージュ・ワークショップです。
★朗読会のお知らせは、こちらにも掲載しています。
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