2023年9月24日(日曜日)、第51回目の交流会(紹介型読書会)を開催しました。17名が参加。
この日のテーマは『日記』です。
「日記形式」で書かれた小説、「夏休みの日記」「旅日記」「移住日記」など、様々な日記の本が集まりました。
「文字ではない日記」「字が書けることは当たり前ではない」ことを教えてくれる絵本もありました。いろいろと考えさせられます。
また、私は山本文緒さんの『無人島のふたり 120日以上生きなくちゃ日記』を紹介しました。
58歳でがんと診断され、余命宣告をされた作家山本文緒さんが、闘病生活を記録したものです。
読み進めるにつれ、とても苦しくなるのですが、それでも書くことを手放さない「作家」山本文緒の気持ちに敬意を表し、最後まで大切に読み終えた1冊です。
こちらの本はビブリオAAの蔵書で、借りることができます。私設図書館ビブリオAAの開館日はこちらです。
山本文緒『無人島のふたり 120日以上生きなくちゃ日記』新潮社刊
第2部は常連の参加者によるミニ講演。「私と手帳とノート」というタイトルで話してもらいました。
クレール手帳の話。様々なノートを使い分けて記録をしていること。手帳をつけるコツ、手帳を書き続けて見えてきたことなど。皆、興味津々で聞き入っていました。最後の質問も途切れません。
私の感想は、何よりも楽しそうに記録していることが大事だなと思いました。自己満足はとても大事ですね。自分の機嫌は自分で取る。自分で自己肯定感をあげる。すると、外からの出来事にも左右されにくくなるかもしれません。
お話をしてもらい、ありがとうございました。
次回の交流会は、10月22日(日曜日)13時半からです。持ち寄り本のテーマは「図鑑・カタログ」です。このテーマでピン!と来たら、どうぞぜひ、ご参加下さい。詳細はこちらです。
★私設図書館ビブリオAA、次回の開館日は10月4日(水曜日)です。14時から18時まで。
★10月8日(日)は、JR伊予市駅隣り手づくり交流市場「町家」にて古本交換会です。
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