2023年7月2日、いよ本プロジェクト特別編として、クロヌリハイク®ワークショップを開催しました。
クロヌリハイクを皆さんご存じでしょうか? クロヌリハイクとは、新聞記事を黒く塗りつぶし、俳句を浮かび上がらせたアートです。
例えばこんなふうに。
©黒田マキ
この日は、クロヌリハイク®創案者である黒田マキさん、ハイクライフマガジン『100年俳句計画』編集長のキム・チャンヒさんをお迎えし、創作のポイントを教えてもらいながら、クロヌリハイクを作りました。
新聞記事から季語を拾い、気になる言葉を拾い、それを俳句になるよう繋げていく。すでにある言葉を使うわけですから、作り易いような、いや逆に言葉に拘りすぎると自分の首を絞めるような…。
そして句が決まれば塗っていきます。クロヌリハイク®オリジナルマッキーでぬりぬりと。
みなさん真剣です。
考えた句を潰さないように塗るのですが、ここでも注意が必要なのです。マッキーで大事な文字が潰れてしまわないように、慎重に慎重に…「あっ、潰れた!」
そんな声に笑いながら、ワークショップは進んでいきます。頭を使いながらも、皆でやると楽しいものですね。難しさも面白さも楽しさも共有中。
そして最後に、出来上がったクロヌリハイクを皆で鑑賞します。
同じ課題を使っても、それぞれ選ぶ言葉が違う。繋げ方が違う。そしてもちろん、塗り方も違う。
そう、黒く塗るにもいろいろな塗り方があるのです。塗りつぶした黒で傘を表現した人や、見出しの白抜き文字を利用した人もいました。確かにこれは、アートだなぁ。面白い。
百聞は一見にしかず。言葉で説明してもなかなか難しいクロヌリハイク。詳しくはこちらのサイトをご覧下さい。過去の受賞作品を見ることができます。
第6回クロヌリハイクコンテスト 作品発表|愛媛新聞ONLINE (ehime-np.co.jp)
クロヌリハイクが毎号載っているハイクライフマガジン『100年俳句計画』についてはこちらをどうぞ。
「ハイクライフマガジン100年俳句計画」 | ホームページ | marukobo.com
これは楽しそう! ちょっとでもやってみたいなと思ったら、ぜひチャレンジを!
もちろん、私は今年もコンテストに応募しました。まだ日にちがありますので、さらに作品を作って挑戦してみようと思います。
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