声のぬくもり

昨日5月7日(日曜日)は、ビブリオAA毎月恒例の「朗読を聴いてみよう」でした。

 

激しい雨が降る中、6名の参加者で行いました。

 

講師は 声と心の学校代表 矢野雅世さん。

声と心の学校 - 声の力で生きる力を育む (sorairovoice.com) 

 

まずは矢野さんの朗読、正岡子規の随筆「飯待つ間」を聴きます。『声に出して味わう子規』福田雅世(著)アトラス出版より。

 

そして、参加者それぞれが持参した本を読んでいく。

 

いろいろな本を知ることができるのも、この朗読会の楽しみですね。

 

 

 

私はこの日、「声のぬくもり」について考えました。

 

今はNHKのニュースでもAIによる自動音声が使われています。

 

その技術を使えば、音声訳など不要になるのでは。

 

でも、人の声で読むことで、そこに「ぬくもり」や「あたたかみ」があるのだと、参加者の一人が言いました。

 

 

 

確かにそうですね。

絵本の読み聞かせも、朗読も、音声訳も、伝えたい思いが基本です。

 

誰かに伝えたいという思いは、人の心から生まれています。

 

そこには熱量もあるし、聴いてもらうための思いやりもある。そしてそのための工夫もある。

 

やはり、人の声はいいものだなと思いました。

 

 

 

人に向かい、伝えたい、聴いてほしいという願い。

 

それは必ず伝わるのだと思います。

 

 


★私設図書館ビブリオAA、次回の開館日は5月9日(火曜日)14時から18時まで。