声と心の代表 矢野雅世さんによる「朗読を聴いてみよう」を、私設図書館ビブリオAAにて、毎月1回開催しています。
毎回、矢野さんの素晴らしい朗読を聴くことができます。そして参加者も、各々本を持ち寄ったり、ビブリオAAの蔵書を使ったりして、朗読をします。(もちろん強制ではありません。)
矢野さんが選んだ本も、参加者それぞれが選んだ本も、どれも興味深いもので、新しい本との出合いをいつも楽しみにしています。
そして、ビブリオAAの「朗読を聴いてみよう」が、他の朗読会と違うところは、「辞書」を使うことにあります。
ある参加者の辞書好きがきっかけで、毎回、気になる言葉を皆で調べるようになりました。
同じ言葉なのに、書かれている説明が違う…出版者や編者の異なる辞書を引き比べる醍醐味ですね。
3月は「おとぎ話」や「寓話」を調べました。
また、2月には矢野さん秘蔵のソノシートも登場。
宇野重吉の語り聞かせ『天の笛』斎藤洋介(作)滝平次郎(画)でした。
レコードプレーヤーを借りてきて、スピーカーから流れてくる語り聞かせ(朗読)に耳を傾けます。
宇野重吉の声、速さ、そして間は、やはり雰囲気がありますね。
辞書があったり、ソノシートを皆で聴いたり、ビブリオAAでの朗読会は、自由な雰囲気で進んでいきます。
笑い声が常に絶えない、楽しい時間です。
朗読も強制されるものではありません。もちろん聞くだけの参加でもかまいません。
ご興味ある方、ぜひ、ご参加下さい。
次回は4月15日(土曜日)、18時半から始めます。参加費は200円(入館料)、申し込みが必要です。お問い合わせより「4月朗読会参加希望」と書いて、お申し込み下さい。
こちらは3月に登場した本。
私(岡田)は無謀にも、山村暮鳥の『風景』を読みました。「いちめんのなのはな」の季節ですね。
★私設図書館ビブリオAA、次回の開館日は3月25日(土曜日)です。14時から18時まで。13時からは「ひたすら読書会」 です。
★私設図書館ビブリオAA、次回の開館日は3月28日(火曜日)です。14時から18時まで。
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