図書館らしくない図書館です

春になりましたね。ミモザの花が満開です。

いよ本プロジェクトの私設図書館ビブリオAAは、2019年8月に開館しました。主に水曜日と土日のどちらかにオープンしています。（最近では火曜日に開けることもあります。詳しくはこちらをご覧ください。）

図書館と言うと、どんなイメージをお持ちでしょうか。本を借りる。本を読む。何かを調べる。勉強する。総じて静かなイメージですよね。しゃべると怒られる、と言ったような。

だけど、実はビブリオAAは、会話や笑い声の絶えない図書館です。静かな時間は土日の開館日13時から14時までの「ひたすら読書会」ぐらい。それ以外は賑やかに、伸び伸びと過ごすことができる場所です。

ビブリオAAには様々な人が来ます。小さいお子さん。その保護者。小学生や中学生、高校生。そして大人たち。

人によって、この私設図書館の存在の意味は違います。

もちろん、本を借りる方、本の話をする方もたくさんいますが、それ以外にも、子どもたちが「おままごと」に夢中になったり、お母さんがコーヒーをほっと飲める場所であったり、小学生が卒業式やダンスの練習をしたり、中学生が絵を描いたり。それから、大人がおしゃべりに興じたり。そう、ただお話をするだけでもかまいません。本を1冊も手にとらなくても、本の話題がなくても、どうぞビブリオにいらして下さい。

ここで楽しく過ごしたり、ほっとできたり、気分がほぐれたその先に、本があればいいなと思います。図書館という名前ですが、本や読書だけが目的の場所ではありません。いよ本プロジェクトの活動自体もそうですが、人が幸せになることが目的です。それを私は本や読書の力で応援したい。

本が目的でなくても、どうぞお気軽に遊びにいらして下さい。お待ちしております。

ビブリオ入口横にあるイチゴの花が咲きました。実がなるのが楽しみですね。

★私設図書館ビブリオAA、次回の開館日は3月15日（水曜日）14時から18時まで。13時からは「コラージュ・ワークショップ」です。