少し前のこと、高知県梼原町にある「雲の上の図書館」を訪れました。
まるで森の中にいるような、隈研吾さんの設計は大きなインパクトがあり、第37回日本図書館協会建築賞も受賞しました。
しかし、実はこの賞は建物だけに与えられるわけではありません。ソフト面など運営も含めて評価される賞です。
この図書館の特徴は、建物だけではないんです。
例えばひとつを例にあげると、
この写真に見える階段沿いの長い本棚は、ゆすはら“いろは”ウォール
「い」 梼原の風を感じる~風土・風習・風景
「ろ」 高知から四国へ~空海も龍馬も歩いた道
など、梼原から始まり、高知県や四国へひろがり、最後は日本および日本人とは何かまでつながる資料が並んでいます。
図書館でよく見かけるNDC(日本十進分類法)による0から9までの配架ではありません。
ちょっと手を伸ばしてみたくなるような、魅力ある本棚づくりがされています。
そんな図書館内の本の構成や配置などを含め、この雲の上の図書館の運用システムからデザインまでを全面コーディネートした太田剛さんを、来月伊予市にお招きします。
11月3日(木・祝日)10時から12時まで、「図書館で地域が変わる、未来を展(ひら)く “本のまち伊予市”を目指して」と題して講演して頂きます。
詳しくはイベントのお知らせもご覧ください。
参加費は無料ですが、事前申し込みが必要です。
先着100名様。
こちらのお問い合わせからでも受け付けます。「11月太田剛講演会参加希望」と書いて、電話番号を添えてお申し込み下さい。
ご参加お待ちしております。
★次回の開館日は、10月22日(土曜日)14時から18時まで。13時からは「ひたすら読書会」です。
★10月30日(日曜日)絵本講座を開催します。「今、子どもたちに大切なことー読みきかせから読書へー」
詳しくはイベントのお知らせをご覧ください。
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