昨日はビブリオAAにて、絵本セラピーが開催されました。
第7回目のテーマは「覗いてみると…」
絵本セラピスト菅弥和乃さんに5冊の本を紹介してもらい、それぞれ感想をシェアしていきます。「覗く」というキーワードでも、いろいろな絵本があるものですね。
自分では手にとらない絵本を知ることは、自分の世界を広げます。人の感想を聞くことは、自分の中で違う視点が生まれます。それらを共感することされることも、大事なことだと思います。
個人的に、私は一番最後に紹介された絵本が心に残りました。自分が活かされ安心できる場所があれば、人はそこから頑張れるはず。そして、自分がいる場所は絶対にあるはず。自分の拠り所は絶対にあるはず。菅弥和乃さんの最後のメッセージに深く共感しました。
物理的な場所も大切ですが、その言葉に共感することで、自分の心の中にも拠り所ができたような気がしました。
セラピーと聞くと、癒しをもらうとか、セラピストに何かをしてもらうとか、そんな受動的なイメージを持っていましたが、実は自分自身が変化する、能動的な行為なのかもしれません。気付くことが変化の始まりですね。
第7回の絵本セラピー、今回もありがとうございました。次回6月の絵本セラピーの日程は、イベントのお知らせでご案内します。ご興味ありましたら、どうぞご参加ください。
絵本専門士で、絵本セラピストでもある菅弥和乃さんのブログはこちらです。
冒頭の写真は、見上げたトチノキの葉っぱ。足元に落ちている花で開花を知り、大樹を見上げます。小さな気づきで、私の世界も少し広がりました。
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