日曜日の35回目の交流会、第2部は松山市在住の作家、木内南緒さんにお話を伺いました。木内南緒さんについては、こちらもご覧ください。
主婦、児童文学作家になる。
当日は木内さんを囲み、代表岡田が進行を務めながら、皆様からの質問を含め質疑応答の形で答えてもらいました。木内さんのお人柄、ユーモアたっぷりのお話で会場は笑い声が絶えません。初めて知る本を作る過程や、創作で気を付けていることを聞いて、一同驚いたり、深く感心したり。
みなさんそれぞれ心に響いた箇所があると思いますが、私は次のことが印象的でした。
「司法試験に落ちた経験が、本を書くきっかけになりました」ちょっと変わった経歴ですと、木内さんはお話されました。しかし、こつこつ努力された経験は、紛れもなく今のお力になっていると思います。お話の中に垣間見える普段の努力の積み重ねに、私は刺激を頂きました。
最後に、「書く」という作業について、おすすめする3つの理由を教えてもらいました。確かに「書く」を意識することで、人生が複合的になるかもしれません。拙いながら、私もこのブログを続けていこうと思います。皆さんも「書く」こと、始めてみませんか。
木内南緒さん、貴重なお話、そして楽しい時間を頂き、ありがとうございました。
そして、参加者の方に業務連絡。話題になった国語辞典は、角川書店の『角川必携国語辞典』大野晋 田中章夫編とのことでした。
木内南緒さんのご著書は以下の通りです。
『AIロボット、ひと月貸します!』岩崎書店 丸山ゆき(絵)9784265072668
第35回福島正実記念SF童話賞で大賞を受賞した『AI、ひと月貸します!』を改題して出版、第36回愛媛出版文化賞文学部門賞を受賞。
『ねこのふくびき』岩崎書店 よしむらめぐ(絵)9784265840304
『5分ごとにひらく恐怖のとびら 百物語 ④怨みのとびら』文溪堂 日本児童文学者協会(編集)
こちらにも短編が収録されています。
次回の交流会は、5月29日(日曜日)に開催します。
岩波書店「芋づる式読書MAP」を作るワークショップです。詳細はこちらをご覧ください。
面白そう!と読書アンテナがたった方、ぜひ、ご参加下さい。
★次回の開館日は、4月27日(水曜日)14時から18時まで。
13時からは「ブックコート・ワークショップ」です。本を修理したい、保護したい。ご相談承ります!
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