· 

さまざまな「時間」(第27回交流会開催報告)

・知らない分野の本に出会えたこと。
・読んだことのない本、読みたいと思った。
・「時間」というテーマでいろいろな人の考えが分かった。
・皆さんの「時間」の感覚・感性が伝わった。

 これらは、昨日の交流会のアンケートに寄せられた言葉です。第27回目のいよ本プロジェクト交流会は、初めてのビブリオAAでの開催でした。

 ご参加頂いた方は10人。第1部のテーマは「時間」。『モモ』が2冊(通常版と愛蔵版)、『魔法のカクテル』と、ミヒャエル・エンデが3冊集いました。

 思わず私も、ビブリオにあるミヒャエル・エンデの絵本『オフェリアと影の一座』をご紹介しました。

 時間と音の関係。時間が止まるような場所。時間の使い方。時間を自在に操ることができたら。思いをとげる時間(年月)。読了に時間がかかる本。などなど。「時間」というテーマに様々な本が集まり、いろいろな発見や驚きをもらいました。皆さんに教えてもらった本、どれも読みたくなってしまいます。

『ふしぎ駄菓子屋銭天堂』に登場するアイテムを描いた、かわいい「しおり」も頂きました。

 第2部のミニ講演では、NPOすてっぷ編集部編集長 中岡彩さんによるお話でした。NPOステップ編集部は、えほんのフリーペーパー「mashimaro step」を6号まで発刊しています。(次号発刊予定は未定)

 このえほんのフリーペーパー、実はいよ本プロジェクトの古本交換会でも配布させてもらっています。お子さんたちに大好評ですし、実は保護者向けの子育てお役立ち情報なども掲載されています。

「情熱がすごく伝わってきました」(アンケート結果より)中岡さんの強い思いは、私の心にも強く響きました。

「思い」から発するもの。実際の行動でぶつかる困難にもめげず、どうしたらできるのかを模索する考え方。活動の中から見出した喜びや感謝を原動力とし、そこからさらに広げていく姿。その源にある中岡さんの思いが、とても輝いて見えました。

 よい刺激を頂いたと感謝しています。ありがとうございました。中岡さんの今後のご活躍が楽しみです。

 7月の交流会も、ご参加ありがとうございました。今回も気づきや驚きのある楽しい本の「時間」でした。

 

 次回は8月28日土曜日を予定しています。詳しくはイベントのお知らせをご覧ください。