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おかねってなぁに?

「よく集むるを知りて、よく散ずることを知らねば、その極め、守銭奴となる」。これは「日本近代資本主義の父」渋沢栄一が示した言葉です。

 

 先日、伊予商工会議所青年部より、新紙幣に起用される渋沢栄一が主人公の絵本「おかねってなぁに?」(日本商工会議所青年部発行)をご寄贈頂きました。渋沢は日本商工会議所の前進である東京商工会議所の初代会頭を務めています。

 おかねは人のお役にたつお仕事をしたときにもらうことができる。りんごの木を参考に教えてくれる4つのおかねの使い方。Me(わたし)からWe(わたしたちへ)社会の循環など。お金について親子で共に学ぶきっかけとなる1冊です。

 

 「一滴一滴が大河となる」。一つ一つの小さな声が集まると大きな力になると考え、約500の会社を作り、約600の学校や病院、社会的団体の設立に関与した渋沢栄一。この本は玄孫にあたる澁澤健さんが監修しており、次世代の子どもたちにおかねの本質について感じてほしいと書かれています。

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