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図書館の前の花畑のこと

代表のブログ

https://iyohon.jimdofree.com/2021/02/21/%E7%A8%AE%E8%8B%97%E5%B1%8B%E3%81%AE%E6%9C%AC%E6%A3%9A/

でも記されてますが、ビブリオAA前の花畑がだんだんと賑わいを見せています。

 

「図書館」・「いよ本プロジェクト」と「花畑」。

この取り合わせに、一見、関係は無さそうに思えます。

 

しかしながら、快適なアメニティ空間形成、来客をおもてなしする癒しのスペースという意味合いで、「図書館」と「花畑」の間には密接な関係があるとも言えます。

 

では、「いよ本プロジェクト」と「花畑」の間にはどんな関係性があるのでしょう。

こちらは何となく異質な感じもします。

 

ですが、「草花」と「本」って、何かしら似ている部分があるように思えるのです。

草花には文字こそありませんが、花や葉っぱの形とか、花の咲き方や茎の生え方とか。その種(しゅ)が静かに語りかける言葉なり、与えてくれる情報なりが多く詰まっていると思うんですよね。加えて、植えた人の人生観といいますか、嗜好といいますか、心のうちといいますか。そんなものも見えてくるような気がしてならないんですよ。

 

別に無理して文学的なものとして捉える必要もなく、単なる観察日記であっても良いのです。季節の移り変わりによって草花がどう変化していくか、それを記録する。そんなフェノロジーの世界を満喫することもできますよね。

草花が与えてくれる様々な情報を、見る者自身の解釈で文字に起こせば、これはもう、立派な本になるはずです。

見たまんまの印象や何気なく撮った写真をブログやSNSの記事として投稿したものであっても、それは「本」の一部と考えられますしね。

 

そう。「花畑」は、本の書き手にとっての素材が詰まった空間であり、「いよ本プロジェクト」とは無縁の空間ではないわけです。

 

まあ、こんなこと言っちゃいますと、「日常の生活空間はすべて、いよ本プロジェクトと無縁の空間ではない」ということになりますがね。

 

最後に付け加えておきます。

「花畑開き」に便乗しまして、私も畑の一画をお借りして、ガーデンを拵えてみました。

本当は、コンセプト・テーマがある、そう、全体として一貫性のあるガーデンにすべきなのかも知れません。しかし、このプロジェクトに集う仲間たちの多様性・個性みたいなものが垣間見える空間があっても良いのかなと思いまして、他のエリアでは植えないであろう草花をチョイスして植栽してみました。

 

現物確認のためビブリオAAまでお越しくださいませ。

また、定期的にビブリオAAを訪れる動機づけにしていただきますと何よりです。

 

(いせきこたろう)

 

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コメント: 2
  • #1

    どんと (木曜日, 04 3月 2021 19:26)

    かなり気になりますね。
    土曜日の開館日にお花畑を楽しみたいと思います。(*^^*)

  • #2

    いせき こたろう (金曜日, 05 3月 2021 18:17)

    こないだの強風で、背丈の高いやつが倒れたって聞きまして…。かくなる上は、背丈が低く蔓延りやすいミントの苗でも持っていって増強を図ります!