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本を片手に美術館へ

 愛媛県立図書館に所用があり、本日は松山市に出かけました。せっかくだからと隣接している県立美術館にも足を延ばします。「エコール・ド・パリの色と形 モディリアーニとシャガールの時代」、後期が展示中でした。
 友人から最近教えてもらった本に、野見山暁治著「絵そらごとノート」があります。その中のユトリロの記述が印象に残っていましたので、美術館で本物を堪能することができ嬉しく思いながら回りました。
 図録は残念ながら売り切れていましたが、ポストカードや関連書籍は気になります。本物の感動には及びませんが、それらを折に触れて目にすることも、何かを呼び起こすきっかけになると思います。また、最近は美術の本も多様化していおり、児童向けの本も侮れません。
 折しも愛媛県立美術館の隣には愛媛県立美術館があります。また、県立美術館には充実した図書コーナーも併設され ています。ぜひ、鑑賞する展示会に絡めて本を探し、ページをめくってはいかがでしょうか。
 愛媛県立美術館の学芸員、鈴木有紀さんの著書「教えない授業ー美術館発、『正解のない問い』に挑む力の育て方」も、以前いよ本プロジェクトの交流会で話題となりました。本を片手に美術館へ。お勧めします。