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NDCの罠

今日は図書館の返却日なので、昼休み利用で伊予市立図書館に行ってきました。

 

私の場合、2週間に一度のペースで図書館に通っているのですが、本の借り方には色々とこだわりがあって、大抵の場合、「借りる5冊はほぼ同じ日本十進分類法コード(NDC)の棚から引っ張り出す。次の回は別のNDCの棚から選り出す。」これを繰り返すのです。

例えば、「000 総記」(主に000~020)→「400 自然科学」(主に460~480)→「500 技術・工学」(主に510~529)→「100 哲学」(主に170~189)→「300 社会科学」(主に380~389)→「地域資料」(NDC不問)といった具合に渡り歩きます。

で、今回はNDCの「000」の棚に足を運んだのですが、「014」に少々違和感を覚える本が。

・我が家は「加戸流」/愛媛ジャーナル

・石楠花/西本忠治/青葉図書

これらは「090 郷土資料」「914 日本文学 随筆」に置かれていても良さそうに思えます。

「014  資料の収集.資料の整理.資料の保管」とは、ニュアンスが異なるような…。

まあ、何に焦点を当ててNDCを割り振るかは図書館の裁量によって決まる話と思いますので異論は唱えません。

「愛媛」をメインテーマとして本を探したり調達したりしている私としては、このようなNDCの所にも郷土本があることを見逃していたことが悔しくてたまらない。ただそれだけのことなんですけどね。

 

今回は他に借りたい本があったので断念しましたが、次回のサイクルには借出候補として組み入れたいなぁと思っています。

そして、今まで巡回パターンに組み込んでいない棚も、しっかり目通ししていかねばならないなぁと思っています。

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コメント: 2
  • #1

    野上つにむ (水曜日, 03 3月 2021 12:10)

    NDCごとに選書されるとはさすがです。
    私の場合は、気になる本の近くやその向かいの棚にあって、しかも面白そうなタイトルのものを選ぶ程度です。
    私のように偏食せず、幅広く選書してみる方が、自分の世界が広がりますし、楽しそうです。
    ただ、私は食わず嫌いな部分があるので、難しそうなNDCのものは避けてしまいそうです。(苦笑)

  • #2

    いせき こたろう (金曜日, 05 3月 2021 15:19)

    コメントありがとうございます。まんべんなく棚を巡るために、己に課したルーティンでして。サイクリックに棚を巡回せねば、ほんと、読む分野を限定してしまいますんでね。ある時期にある分野に集中するのと、年中まんべんなく広い分野に目配りするのとでは、どちらが学習効果が得られるのかよくわかりませんが、とりあえず今はこの方法がお気に入りです。